コウコウ統廃合と、あのときの涙。
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最近、公立コウコウの「統廃合」がますます進んでいるというニュースを目にしました。
少子化によるセイト数の減少、財政的な効率性──
その流れは理解できるけれど、
それだけで大切なものが切り捨てられてしまわないか、少し心配にもなります。
私は、かつて文部省の定めるスーパーサイエンス指定コウに
どうしても行きたくて、ひたすら頑張ったことがあります。
そのコウコウは京都大学との連携があり、
普通のコウコウでは経験できないような学びに触れられる場所でした。
成績は決して良いほうではなくて、
チュウガクのニュウガク当初の新入生テストでは、「下から数えた方が早い」と言われるほど。
それでも、「このコウコウに行きたい」という強い気持ちがあったから、
夜遅くまで机に向かい、何度も涙をこらえながら挑戦を続けてきました。
合格発表の日、バンゴウを見つけた瞬間に――
あの時は、本当に泣いてしまいました。
悔しさも、不安も、そして喜びも、全部こみ上げてきて…。
今の私をつくってくれたあのコウコウが、もし統合でなくなってしまったら。
そう思うと、効率だけでは測れない“場所の価値”って、
確かにあると感じるのです。
確かに、合理化や再編が必要な場面もあると思います。
でも、その中にある「誰かにとってのかけがえのない場所」を、
どうか忘れないでいてほしいな…って、ふと感じてしまいました。
求めよ普く、極めよ深く。
今でも私の心の中に、母コウの言葉が残っています。
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