アイスキャンディー。

6月18日、午前11時。
陽ざしがだんだん強くなってきて、今日も暑くなりそうですね

こんな日は、つい「アイスキャンディー」みたいなひんやりしたものに目がいってしまいます。
昔ながらの棒付きアイス。懐かしい味ですよね。

実はこのアイスキャンディー、関西が発祥だってご存じでしたか？

昭和初期、まだ家庭に冷蔵庫がなかった時代──
氷屋さんが「暑い夏をなんとか涼しく乗り越えてもらえたら」と、安くて手に入りやすい氷菓子として売り出したのが始まりだったそうです。

大阪や神戸では、職人さんが手で混ぜて凍らせたミルク味やあずき味がとても人気で、
「暑い日のごほうび」として、子どもたちだけでなく大人にも愛されていました。

関西の文化って、どこか“あたたかくて実用的”。
高価なものよりも、身近で毎日楽しめるやさしさを大切にするところ、すてきですよね


今夜じゃなくても、今日の昼間でも。
すこしだけお仕事の合間に、涼みに寄ってくださったらうれしいです