友人のピンチに駆り出される日

本日21:00~

☆レイ☆

友人のピンチに駆り出される日

最近、友人のピンチに駆り出される事が立て続けに2回あった。
1つ目は、友達から誕生日に貰った写真を入れられる「押し活ハンディファン」なるものを愛用していることを面白おかしく撮った動画を送った時のことだった。
珍しくすぐに既読になり、電話がかかってきた。
最初こそ笑っていたものの、使ってくれてるんだねという声が微かに震えていたので、どうしたのか聞くと、今まさに別れてきたばかりだと。
今日の一連の話を聞き、ちゃんとケリをつけてきたんだね、頑張ったねと言うと、友人は声を抑える事なく泣いていた。
大変な時に変な動画を送っちゃったね、いっそ泣きながら笑いなさいと言うと、友人は泣いたまま笑って何度も感謝してくれた。


もう一人の友人が別の日に、どうしても聞いてほしい話があると言うのでいつものメンバー三人でグループ通話が始まった。
友人の横には婚約者がいるので、実質4人だ。  

まるで家族が集まった時のように話を聞き、落ち込んだ友人を囲み慰めアドバイスする。
私の立ち位置はさながら長女だ。
実際は末っ子なのはさて置き。
私の頭の片隅中の引き出しから、友人前向きにすすめる話を一つづつ取り出しては話す。
友人も重ねて本音を伝える。
まわりもサポートする。
その様子は、さながら4人で織物を織っているようだった。
長い長い話の末に、友人は感謝で声を震わせていた。
最期にはみんなで笑って通話を終わらせる事ができた。
こんな時そこ冗談を言って笑わせたい。
そして、大変な時に自分の事を1番に思い出してくれたのが嬉しい。

友人達は、私が困ったら同じように助けたいと言う。
善意は巡り巡って形を変えていつか自分に戻ってくるのだろうと思える出来事だった。
情けは人のためならずとはこういう事なのかとふと頭に浮かんだ。
人救いは自分救いなのか。

誰かが困っている時、ふと思い出してもらえる存在になりたい。


(1回全文消えて、萎えてからだいぶ経ってから書き直しているので、本来言いたかった事とずれていると感じていますが、概ねこのような感じだと思われます笑) 




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