熱中症予防に「経口補水液」はNG!?
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真夏の健康対策として注目されがちな「経口補水液(ORS)」。
しかしながら、その使い方を間違えると逆に体にガイを及ぼすことも。
消費者庁は注意を強く呼びかけています。
「経口補水液」とは何か?
医療的に脱水症を治療するために開発された 「病者用の特別用途食品」 です。
設計された塩分・カリウム・糖分のバランスで、すばやく水分と電解質を体内へ補給する目的があります。
なぜ普段使いは危険なのか?
スポーツドリンクに比べて ナトリウムやカリウムが約3〜4倍 含まれています。
軽い水分補給として日常的に飲むと、 むしろ脱水を悪化させるリスクも。
高血圧や腎疾患など持病がある方が無自覚に飲むと、 電解質過剰摂取による健康ヒガイの恐れ もあります。
制度改正と販売ルールの強化
2023年5月、消費者庁は「経口補水液」を “許可基準型病者用食品” として制度に組み込みました。
2025年6月以降は、無許可で「経口補水液」と表示することが 法律イハンに。
販売時は、通常飲料と明確に区別した陳列、注意喚起の表示が義務付けられます。
正しい水分補給の使い分け
※状況 ※ 飲むべきもの
日常の水分補給・軽い運動時 水、お茶、スポーツドリンク
軽い倦怠感や日差しの中の活動後 スポーツドリンクでOK
嘔吐・下痢・頭痛などの 脱水症状 医師指示のもと、経口補水液が有効
経口補水液は 脱水状態への応急処置用。
普段の対策で過剰に使うのは、体に負担がかかります。
消費者の声からもリアルな不安が…
はてなブックマークのコメントでは、
経口補水液はスポーツドリンクよりもナトリウムやカリウムが約3〜4倍多く含まれています。
との指摘もあり、日常利用への疑問が広がっています。
男性会員さんに向けて伝えたいこと
たとえ水分補給に熱心なスポーツマンでも、 「経口補水液 = いつでも安心」ではありません。
日常は 水やスポドリで水分チャージ。必要以上に頼らないようにしましょう。
気になる症状があるときは、 必ず医師・ヤク剤師・管理栄養士に相談して、安全に使うことが大切です。
最後にひとこと
経口補水液は、脱水症状の緊急時には 頼れる味方。
でも、「熱中症予防には万能」「普段飲んでもOK」と思って飲むのは危険です。
この夏は、正しい知識と使い分けで、暑さに負けず元気に過ごしましょう!
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