神戸・王子動物園から中国へ。
オフライン
橙橙🍊🍊
こんにちは。橙橙です
今日もここに来てくださって、ありがとうございます
神戸の王子動物園で長く愛されてきたジャイアントパンダ「タンタン」に関する、
少し切ない、でも心温まるニュースをご紹介したいと思います。
タンタンとのお別れ、そしてもう一度「ありがとう」
神戸・王子動物園にやってきたのは2000年。
以来23年もの間、多くの来園者を癒し続けた雌のジャイアントパンダ「タンタン(旦旦)」。
2023年3月、老衰のため静かにこの世を旅立ちました。
当時のニュースを覚えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そのタンタンの剥製と骨格標本が、このたび中国に返還されることになったそうです。
→
「タンタンの体は中国へ、想いは日本に」
タンタンは、中国からの“繁殖のための貸与”という形で来日していたため、亡くなった後の扱いについても、日中両国で話し合いが進められてきました。
そして今回、王子動物園で丁寧に制作された
骨格標本
剥製(生前の姿を再現)
このふたつが、中国へ返還されることに。
「タンタンの体を中国に戻したい」という中国側の願いを、日本側も丁寧に受け止めた形です。
思い出は、ずっと神戸に残っている
剥製が返還されたと聞くと、ちょっと寂しい気持ちになりますよね。
でも、タンタンと過ごした日々は、来園者の心の中にしっかりと残っています。
園ではタンタンの特設コーナーやパネル展示なども続いていて、
「ありがとうタンタン」「お疲れさま」──そんな感謝の気持ちは、今でも来園者の中で生き続けています。
静かに、そして誇らしく──タンタン、ありがとう
今回の返還は、単なる“動物の貸与契約”ではありません。
命への敬意と、
国と国との信頼関係と、
そして何より、ひとつの存在を大切に思う気持ちの交換でもあると思います。
タンタンは、日中友好の象徴であり、
私たちに「命のぬくもり」と「別れの尊さ」を教えてくれた大切な存在でした。
タンタンが日本で過ごしてくれた日々に、あらためて心から感謝を込めて──。
ありがとう、タンタン。
これからも、ずっと忘れません

みんなのコメント
- コメントを投稿された時点で、利用規約に同意したものとみなします。
- 投稿後は編集・削除できません。
- 記事が削除された場合、投稿したコメントも削除されます。ご了承ください。
- 不適切なコメントは削除されます。