警察官との夏の思い出パート2
オフライン
★みぃ〜★
その衝撃で、黒いガラケーは
電池パックなどがでてバラバラになった。
その瞬間目に入ってきたものは
電池パックカバーの裏に貼ってある
どでかいキティーちゃんのステッカーと
彼女とのちゅーした
ラブラブプリクラだった。
お互い数秒時が止まった。
そして私の涙も止まった。
怒りかけてたお兄さんは
そそくさと電池パック類をはめ
『これから気をつけるように』と
もごもご喋って去っていった。
こんな所であんな事になるなんて
お互い思いもしなかったよね。。。
1ヶ月の免停が終わり、
免許証を警察署に取りに行った。
本署に入ると
運命なのだろうか
またあのお兄さんがいた。
しれーっと見ないようにしてた私に
何故か近づいてきた。
そして唐突に
『君の顔覚えたからな!』
とドヤ顔で言われた。
いやいや、
ケータイ落としたの
私のせいちゃいますやん。
プリクラ貼ったの
私のせいちゃいますやん。
どでかいキティーちゃんのステッカー
私のせいちゃいますやん。(もういい
と心で思って、にこりと笑った。
あの日もこんな暑い夏の日だった。
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