芸妓と梨園の妻に至る才女の物語。
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歌舞伎界の中村七之助さんが結婚を発表されたお相手として話題の、
京都・宮川町の元人気芸妓 とし真菜さんについて、経歴や魅力を改めてご紹介します。
異例のスタートダッシュが刻む才能の証
出身地:岐阜県。
高〇卒業後に京都・宮川町の置屋「駒屋」に住み込みで芸妓修業を開始するという、珍しい経歴の持ち主です。
通常は中〇卒業後からの修行が一般的ですが、
高〇卒後から始めていること自体が稀で、その意志と覚悟にはただならぬものを感じます。
華麗なデビューと実力速度の成長
舞妓として見世出しは2010年1月26日。
さらに、わずか3年後の2013年3月に「襟替え」=芸妓へ昇格。
芸妓になるまで通常5〜6年かかるところ、早期デビューは実力の表れです。
名取級の三味線と歴女ならではの知性
三味線の名取資格をもち、音楽芸として名実ともに芸妓の中核を担う存在。
幕末・新撰組、特に土方歳三を愛する“歴女”としても有名で、「歌舞区文化と歴史を雅に結ぶ知性派」
売花奨励賞を連続受賞するトップ芸妓
宮川町では“No.1芸妓”として、売花奨励賞を繰り返し受賞してきた実績。
※前年の花代(売り上げ)上位の 芸舞妓が表彰されます。
NHKの文化番組「京都人の密かな愉しみ」にも出演するなど、
外部からも評価される華やかな存在としても注目されています。
“とし夏菜さん”との同期コンビ:マナカナの絆
同期には“とし夏菜さん”がおり、二人は「マナカナ」として花街内外で親しまれました。
ビアガーデンや花街の行事でもともに活躍、人気・人望も厚い華やぎの芸妓さんとして知られています。
梨園との“文化的架け橋”にふさわしい背景
芸妓文化の深い知識と演目への理解を持ち、歌舞伎界との共鳴点が多い人物であることは明白。
稀有な実力と教養を併せ持つ彼女だからこそ、
かつては難しかった“芸妓から梨園の妻”という昇華が自然と見える、その背景に成り得るのでしょう。
このように、長所と教養がしっかりした人材だからこそ、
梨園の家に迎えられる人物だったと感じる方も多いのではないでしょうか。
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