「8/13(火)は怪談の日」にちなんで、事前に皆さまから頂いた「怖い話」の中から厳選された22のお話をピックアップさせて頂きました。
クスっと笑えるものからゾクっと背筋が冷たくなるようなものまで、バリエーション豊かな怪談が揃っています。
今日はぜひ気の合う女性と一緒にご覧頂き、ヒンヤリした時間をお楽しみ下さい。
くれぐれも一人きりでお読みになりませんよう.........
本ページに掲載させて頂いた皆さま(お名前を押すと怪談にリンクします)
会員様ペンネーム
Kさん/MASAICHIさん/エロたけさん/としさん/びーとさん/障子の隙間から稲川淳二さん/かず丸さん/僚さん/ヤドカリさん/ちちくりちっぷさん/どらごんさん/SHERRING FORDさん
パフォーマー様
あいあいさん/*☆るき☆*さん/さくさん/みぅさん/ごみちゃんさん/まあやさん/桃子?さん/ひな子さん/美沙希さん/なるせさん/
Kさんの話
ここ数日、深夜に突然玄関のドアをノックする音が聞こえてきました。何かがぶつかったのか、もしくは誰かのいたずらかな?と気にしないようにしていました。
今夜もそろそろ寝ようとしていた時、またもや玄関のドアをノックする音がしました。しかし、その晩のノックは異常に長く、続けて「開けて」という声が聞こえました。不安を感じながらも、ドアを確認する勇気が出ず、そのまま無視しました。
翌朝、ドアを開けると、ドアノブに「今日は開けてくれると思ったのに」というメモが挟まれていました。
その日の午後、隣人が深夜に殺害されたという話を警察から聞きました。 どうやら隣人がその夜ドアを開けてしまい、犯人に襲われたというのです。
自分がその夜ドアを開けていたら、隣人と同じ運命に巻き込まれていたかもしれないと思うと、ゾッとしました。
数日後、再びドアノックの音が響き、「開けて」という声が混じっているのが聞こえました。
MASAICHIさんの話
ねこ怨念
これは知り合いから聞いた話ですが ある夏の暑い日に友達から一匹のねこをもらいました。 ある日とても暑い夜でとてもじゃないが寝ていられませんでした。 ふと枕元をみると今日もらってきたねこがこちらをじいーっとみていました うわーーーねこがそこにおんねん ねこのおんねんの話でした。
エロたけさんの話
友達と心霊スポットめぐりをしていた。 2人で行き、僕は先頭でもう1人はビデオを持ち複数のスポットに訪れた。
一つ目のスポットはお札の家。壁や部屋の中にお札が貼ってあり、廃墟となった家には入ることが出来ず、外からビデオを回した。特に何もなかったが、寒気がすごくて、次の箇所へ。 次は真夜中の神社へ行った。街灯もなく暗闇の中での神社だったが、こちらも、特に違和感はなかった。 次は噂で聞く山へ。この山は行方不明になっている人たちが埋められていて未だ見つかっていないと言われている。
友達が頂上にトイレがあるので、トイレに行った。その時、異変に気付いたのだが、僕は車で待機していたのだが、友達がトイレに入った途端ライトが消灯し真っ暗になった。人感センサーのライトのはずだが、その後も点灯する事なく、怖くなり車に戻ってきた時、 オーディオの音楽がボリュームを触っていないのに小さくなっていき、やがて音楽が聞こえなくなった。知らない曲なので友達に聞いてみたところ、この曲はまだサビの途中で終わるところではないとの事。
2人とも急に怖くなり、山を降りていったのだがその最中オーディオの音楽のボリュームが元に戻ってきたのだ。。さらに怖くなり帰ることにし、帰っている途中、長いまっすぐな道でハイビームにしていたのだが、遠いところで白い服を着た人が道路を横切った。友達に車を止めて欲しいと伝え、僕は過呼吸になり、落ち着いたところで恐る恐る横切った白い人の先を見てみると、お墓だったのだ。
よく考えてみると足もないような感じで、エスカレーターに乗っているようにスライドをしていったので、とても不自然だった。
その後この話を知り合いに話をしていると、ちょうどその知り合いがお墓に近いところに住んでいた。ゾッとしたのだが、白い服を着たお爺さんがこの、道路を横切るのをみたことがあると言っていた…それも何度も… それ以来心霊スポットに行くのはやめて、お祓いをした。今は特に何も起きていない。 皆さんもほどほどにするようにしてください。何が起きるかわかりませんから…
としさんの話
20歳そこそこの時に友達と遊んで夜中に車で家に帰る時に古い小さな橋を渡るんですけど、渡っていたら夜中の2時頃なのに小学生ぐらいの野球帽をかぶった男の子が川の方を向いてしゃがんでいて、横を通り過ぎながらこんな時間に何してんの?って思いながら通り過ぎた時にバックミラーを見たら誰も写ってなくて、背筋がゾクッてしてぶっ飛ばして帰ってきた事があります、、、、、、
翌日会社の人に話したら3日前にあそこで小学生の男の子が溺れて亡くなったと、、、、?? またまたゾクッとしました、、、、、 御冥福をお祈りさせていだきました、、、、
びーとさんの話
夏の夜、友人の田中君と一緒に古びた山小屋に泊まることになった。 山小屋は、田中君の祖父が建てたもので、長い間使われていないと言う。私たちは、冒険心に駆られてその山小屋で一晩過ごすことにした。
到着したとき、山小屋は草むらに囲まれ、 まるで忘れ去られたかのように佇んでいた。中に入ると、古い家具や埃まみれの床が迎えてくれた。窓は破れ、風が入ってくるたびにカーテンがひらひらと揺れた。
夜が更けると、私たちはキャンドルを灯して怖い話をし始めた。その時、突然窓の外から奇妙な音が聞こえた。風の音かと思ったが、よく聞くとそれは人の足音のようだった。私たちは息を飲み、音の方向に耳を澄ませた。 「誰かいるのか?」田中君が震える声で叫んだが、返事はなかった。足音はだんだん近づいてくる。私たちは怖くなり、ドアの鍵を確認した。鍵はかかっていたが、それでも安心できなかった。 そのとき、ドアがゆっくりと開き始めた。私たちは息を止めて見守った。 だが、ドアの向こうには誰もいなかった。ただ風が吹き抜けていただけだった。。
しかし、背後から急に冷たい風が吹き込んできた。振り返ると、山小屋の奥の部屋から薄暗い光が漏れていた。その光は、まるで誰かがランプを持って歩いているかのようだった 。私たちは震えながらその部屋に向かった。。
部屋に入ると、そこには古い鏡があり、 その前に一人の女性が立っていた。彼女はゆっくりとこちらを振り返り、 その目は悲しみと絶望に満ちていた。田中君は驚いて叫び声を上げたが、その瞬間、女性の姿は消えてしまった。。
私たちは恐怖でその場から動けなくなった。夜が明けるまで、二人で震えながら 山小屋の一角に身を寄せ合って過ごした。朝になると、私たちは急いで山小屋を後にした。。
後日、田中君の祖父にその話をすると 、彼は驚いた表情を見せた。祖父の話では、戦時中にこの山小屋で一人の女性が命を絶ったという。そしてその女性は、今でもこの山小屋に現れることがあると言うのだ。それ以来、私たちは二度とその山小屋に近づくことはなかった。あの夜の出来事は、今でも鮮明に思い出すことができる 。恐ろしい体験だったが、それ以上に謎めいた出来事だった。
障子の隙間から稲川淳二さんの話
知り合いの子ども(中学生)Aくんのお話です。
Aくんは霊感が非常に強く,学校でもとある教室だけ黒くガスがかかった状態で入りたくないと言っていましたが,授業があるのでしょうがなくその教室へ行きました。ところがその教室での授業中,急に意識を失い,保健室に運ばれました。Aくんの話によると,何者かが後ろから被さってきて急に目の前が真っ暗になったといっていました。それほど,何かに取り憑かれたりすることをよく話をしていました。
Aくんは野球部に所属し,活躍していましたが霊感が強くなってから練習を休みがちになりました。それでも,真面目な性格なので,ちょっとでも体調が良ければ練習に参加していました。
ある日,Aくんはプロも試合をするような大きな球場で行われた練習会に参加しました。練習会なので,その練習会に参加している中学生の保護者が数十名観客席にいるぐらいで,閑散とする中,練習会は無事に終わりました。Aくんの父親が体調を気にして大丈夫か尋ねたところ,「今日はたくさんの人が見に来ていたね。」とAくんはいいました。「そんなにたくさんの人がいたか?バックネットの所に何十人かいただけだったぞ。」とお父さんがいうと「いや,外野スタンドまで満員だったよ。」とAくんは言うのでした。
その野球場は戦争で大空襲を受けた街中にある球場でした。Aくんのいうことが本当ならスタンドは大空襲で命を落とした人たちが平和になったこの時代の野球を見に来ていたのでしょう。
かず丸さんの話
40年ほど前の小学生の頃に同級生に聞いた本当の話です。
夏休みのお盆の時期に田舎のおばあちゃんの家に遊びに行ったそうです。そこは海から100mくらいしか離れてない場所で昼間はみんなで海で楽しく遊んでいたそうです。
その日の夜、、、 なんだか暑苦しくなかなか寝れないでいたら家の前の道路を歩いているような気配がしたので窓からそっと覗いたそうです。 そこで彼の目に入ってきたのは何人かのお婆ちゃんが海の方に向かって歩いている姿だったのです。
ん? どうしたんだろうと思い彼はあとをつけていったみたいです。 そーっと気づかれないようにつけていったら海辺の砂浜には沢山のお婆さんたちが海に向かって何やら喋りかけていたそうです。彼は怖かったけど何を言っているのか気になって聞き耳を立てているとどうやら、ん?なんだい?来たよー、、、呼んでるのは誰だい、、、 みたいなことをそれぞれが口にしていたそうです。
怖くなった彼は逃げたかったけれども今度は海の方から何か波の音の中に声のようなものが聞こえてくるのに気づきました。
、、、、、 バチャ、、、バチ、、、バチャバチャ、、、、 ん? ばっちゃーん、、、 ばっちゃーーん、、、 ばっちゃん、、、、 【ばっちゃーん】
あん?あんだい?ばっちゃんて波の音かいな!!
僚さんの話
ある日台所に電気が付いていたので父に台所電気付けたままだよと和室に言いに行って父と一緒に台所に向かうとなぜか台所の電気が消えていました。その日は、自分と父以外誰も居ないのにわずか30秒の間に電気が消えるという不思議な体験をしました。 もしかしたら霊の仕業だったのかも知れませんね。
ヤドカリさんの話
先日、30年飼育していたミドリガメが死にました。
3日ほど前まで元気でしたが、年齢的にも寿命なのでしょう。庭の端っこに穴を掘ってお墓を作り埋葬しました。
その夜、風が不気味に鳴り響き、庭の木々がざわめき始めました。普段は静かな庭が、まるで何かを訴えるかのように感じられました。家の中でも、ひんやりとした空気が漂い、時計の針の音だけが異様に響いていました。
そして、次の日の朝です。信じられない光景が広がっていました。土中に埋葬されていたはずのミドリガメが、土から出ていたのです。まるで何かに引っ張られるように、その姿は不自然に現れていました。確認したらやはり死んでいましたが、その眼には何か哀しげな光が宿っているように見えました。
それ以来、夜になると庭の方から、かすかな亀の歩く音が聞こえるようになりました。誰もいないはずの庭で、彼の存在を感じるたびに、胸に冷たい恐怖が走るのです。
ちちくりちっぷさんの話
去年の夏の出来事です。
その日は、いつものように仕事が終わりコンビニに寄ってアイスクリームを買って帰りました。
私は家に帰ると直ぐお風呂に入るのですが、その日は何だか嫌な気分がして、さっきコンビニで買ったアイスクリームを食べることにしました。「うん!やっぱ夏はアイスだね!」なんて独り言を言ったりしていました。そして気分が落ち着き、お風呂に入り、ご飯も食べ、大好きな吉本新喜劇の動画を観ました。ちちくりまんぼーが好きです。そして笑い疲れ、そのまま布団に行き眠りにつきました。
そして何時くらいでしょうか、ふと目が開いたんです。時間を見ると午前2時24分でした。時間ははっきりと覚えています。そしてその瞬間、付けていた扇風機が急にカチッって止まったんです。
これはと思い、何か来ると思ったんです。でも10秒待っても、10分待っても、1時間待っても、何も現れませんでした。そして起き上がり、さっき切れた扇風機を見に行ったんです。
寝る前に2時間タイマーにしてたのを忘れていたんです。
そういう夏の出来事が去年ありましたね。
どらごんさんの話
以前お寺の境内に水子像が数体あってそれをカメラを向けてシャッターを切る瞬間に波長があい、背中がゾクっとしましたがその後数日間熱が下がらない状態が続き、撮った写真には光が斜めに入っていて数カ所に子供の顔らしき物が数体写っていました。
知り合いの方に見て貰うと水子が付いてきていると言われました。その後その方に除霊のやり方を教わり後日そのお寺に行って、水子にお参り自身でお祓いをし、写真を置いて帰宅。その後は何時も通りの生活に戻りました。
SHERRING FORDさんの話
私の経験談になります。
時として、夏の夜、時間にして夜中の2時くらい。。
仲間数人と夜祭に行き、祭りが終わりになり、友達が携帯を手に取り、 どうした?って聞いた。
入院中の友達から暇だから少しだけ 遊びに来いよって、おい、今夜中だよ、病院入れないぜ。 じゃ明日面会こいよ、おー土産持って行くよ。
仲間で病院迄面会に行き、屋上迄行って、タバコを吹かし 病室に戻った。
入院中のツレが、ふと、
今日は急にどうした?
ん?急に?お前が昨日の夜中に暇だから来いって、連絡したんやないんか?
えっ?俺何も入れてねーよ。
はっ?携帯メッセージ、これ。
俺の携帯履歴は発信ないぜ。
へっ?俺のは着信あるぜっ?!
嘘だろー嫌な感じだなぁ ちょい気分悪い、屋上行って吹かしてくるわ。
ん?タバコか?
そう、さっき行ってきた。
え?この病院、屋上無いぜ、この階が 最上階。
俺は確かに上に行ったタバコ吹かした。もう一度行った時には、封鎖された階段があった。そこの文字が薄ら、この上は元霊安室であり、 関係者に聞いた所、霊安室から火災があり 今は地下にあります。とのこと。
屋上に行きタバコを吹かした仲間が確かめた所、そこは 病室の個室で、子供さんが亡くなった部屋と分かった。
何か嫌な気分や感じだったなぁって。
まぁ今日は仲間同士話せて良かったなぁ また来るわって。
おう、また来いよ。
その帰り道、入院中の仲間の家をみた。
ん?なんかやってるなぁ こんちは、どうしたんですか?
実は、昨日の夜中に息子が亡くなりました。
はっ?今病院行きましたよ。会って面会して話しましたよ。
病院に確認した所、確かに 来て話されておりました。 但し、話された人は、、、 言いにくそうに言われました。 最後を確認した、ドクターです。そして、そのドクターは3年前に亡くなった方です。霊感を持ったナースに聞きました。
そして、事実上、私と仲間は 同姓同名の名前があり、空室の個室で話しをしていたと聞かされました。あまりにも楽しく話されていたので 注意ができなかったとの事です。
そして後日、仲間の家に線香を、、、 連絡先も分からずにごめんなさい。と言われました。
最後に、携帯メッセージをみると 画面が黒く文字がありませんでした。 仲間が最後に知らせてくれた、言葉でした。
あいあいさんの話
とある夏の夜。 一組のカップルがドライブがてらに心霊スポットに行こうとなりました。しかし心霊スポット先で少し口論になり喧嘩になってしまい怒った彼氏は彼女をその場に置いて一人車を走らせました。
少し時間が経ってから彼氏は冷静になり "こんな時間に流石に1人で置いて帰るのはよくないな…。" と考え元への場所へと車を走らせました。途中で彼女がとぼとぼと歩いているのを発見し、きちんと話合いをして仲直りすることができたので "もう遅いし帰ろう" と車を走らせました。すると途中でこちらに向かって手を振ってる男の子が目に入りました。
彼女が、 "こんな時間に、どうしたのかな?何かトラブルなんじゃない?止まろうよ。" と言いました。すると彼氏が、 "だめだめ。あれよく見てみ? あの子手を振ってるけど手の甲をこっちに向けて 手振ってるじゃん。あーやって逆さの動きをするひとはこの世の人じゃないんだよ"
すると彼女が "へー すごい よくしってるね" と手を逆さにして拍手をしたそうな…。。。
<あいあいさんのお部屋はこちら>
*☆るき☆*さんの話
10代後半の時、よく金縛りにあっていました。
ある時いつも通り金縛りに… ただいつもと違う感覚でした。
見えない誰かが私の上に…いる…!
そして身体中が温かいものに包まれてる感覚になりました。幽霊が私を抱きしめているんです。「怖い、でも温かくて心地良い。 もう起きないでこのままでいいや」と。ただこのまま起きなかったらあの世に行ってしまう感覚がありました。
「だめだ、生きなきゃ!!」 私は心の中で「おーじゃがじゃがじゃがー雄蛇ヶ池~(宜保たか子)」と何度も唱え続けました。すると金縛りから解放されました。
宜保たか子さんのがなかったら 私は今ここにいないかもしれません。
<*☆るき☆*さんのお部屋はこちら>
さくさんの話
まだ高校生の頃の話なんですけど… 部活おわり家の鍵を忘れたので、妹に開けてもらうとベルを鳴らしたら「はーい!」と妹の声と足音が聞こえました。
家の玄関の電気はセンサー式なので、玄関の電気がついて「ガチャ」と鍵の開く音が聞こえました。「ありがとうー」とドアノブに手をかけたところ、後ろから「ごめーん!ばあちゃんの家行ってたー!」とうしろから妹が走ってきました。
一応ドアノブひいてみましたが、鍵は開いてなくしまったままでした。
あのとき妹が後ろから来てなくドアを開けてしまってたら…とゾッとした体験でした
<さくさんのお部屋はこちら>
みぅさんの話
中学生の頃体験した話です。移動教室で河口湖を訪れた際にオリエンテーリングが行われ富士の樹海の中を歩くコースがありました。
昼間とはいえ薄暗い樹海。途中道も分からなくなるようなところを班のメンバーと歩いていくと、カーブを曲がった時にメンバーの1人が「カーブにある木の傍に女の人が立っていた」と言い出しました。
たしかに私も人影がいるような気はしていましたが、ここまで人とすれ違うこともあったので特に気にも留めていませんでした。でももう1人が「誰もいなかったよ」と言い出すのです。
しかもその女の人がチェック柄のワンピースを着ていたと言っていて、富士の樹海にそんな軽装で来るか…?と思った私たちはさっき通り過ぎたカーブの方向もう一度振り返ってみました。
すると、女の人どころかさっきまでチラホラとすれ違っていたはずの人の気配が全くありません。 急に怖くなった私たちは急いで樹海を抜けました。
私たちが見た人影は一体何者だったのでしょうか…
<みぅさんのお部屋はこちら>
ごみちゃんさんの話
私のお友達のお話です。
中学生の時に心霊スポット巡りが流行っていたのでお友達とそのお友達二人で歩いて心霊スポットと言われている山の中の滝を目指して歩いていました。
時間も深夜2時近くになり携帯の電波も届かない、充電の残量も少なくなってきたので『ヒッチハイクするかー?でもこんな時間に車もこないよな。もう引き返そうか。』と相談していたところ、後ろから一台の赤い車が来て、二人の横で止まりました。車には若いカップル二人が運転席、助手席に座っており車の窓が開けられて『送ろうか?。』と彼氏がいってくれたので、後部座席に乗り、滝の前まででおろしてもらい車はまたどこかに発車していきました。
滝についた二人はぐるっと心霊スポットを回ったけれど特になにもなく『もう帰ろうかー』と言いました。
その時もう一人の友達が『あれ、そういえば、俺らの目的地なんて一回もあのカップルに言ってないよな。なんで滝までいきたいのかわかったんだ?』
怖くなった二人は、すぐに走って下山しました。後日その心霊スポットを調べたら 若いカップルがそこで交通事故で亡くなられていたそうです。
<ごみちゃんさんのお部屋はこちら>
まあやさんの話
私の体験した実話です。
仕事中に同僚の体が透けて見えた事がありました。その時は疲れてるかなぁって思ってたんですが、その日の仕事帰りに同僚は車にはねられ亡くなりました。もしかして透けてたから?っとモヤモヤしながら2年半ほどたち次は職場のお掃除のおじさんが透けて見えました。
「あっ!」って思ったけどおじさんに「死ぬよ」なんて伝えられず‥次の日、出勤した時に清掃のおじさんが「昨日の帰りに車にはねられ亡くなった」と聞きました。やっぱりそぅなんだ亡くなる人が透けて見えると確信しました。そして何年もたち自分の姿が透けて見えました。仕事帰りトイレに行ったとき鏡に写った自分が透けて見えました。もぅパニックでした。「私、死ぬんだ」なんて他の人にも言えず、とりあえず母親に電話をして本当の事は言わず最後に母親と話したいと思って楽しい話しをして気持ちを落ち着かせて帰ろうと思ってもぅ一度トイレに行きました。
そしたら私の姿は透けてなくて「あれ?」って思ったけど手を洗って、最寄りのバス停までテクテクと歩いていると、いつも乗るバス停にパトカーや救急車がいて近づいてみるとバス停に居眠りの車が突っ込んでました。そこでお母さんに電話したから助かったんだ、あの時すぐ歩きだしてたら事故に巻き込まれてたんだと、とても怖い気持ちになりました。
それからもぅ6年ちかくなりますが透けてる人はまだ見ていません。もぅ1つ私には怖い実体験がありますが、その話をすると必ず大怪我をしますなのでもぅ誰にも話さないと心に決めています。
<まあやさんのお部屋はこちら>
桃子?さんの話
数年前の迎え盆の出来事になります。
私の地域では、迎え盆はお墓に出向いて先祖をお迎えに行き、帰りは先祖をおぶった真似をして帰るという風習があります。
その年は3歳の甥を連れ、お墓に向かい、帰り際、甥に『ひいじいをおんぶしてね』と言い、家路へと歩き出しました。甥がおんぶの真似っこをして笑いながら歩く姿を微笑ましくみていたら、急に甥が『ひいじい重い。歩いて』と言い出し家族一同驚きうちに帰りました。
無事に辿り着き玄関を開けるとそこには一足の靴がありました。
祖母がその靴を見て泣き出しました。
もう何年も前に他界し祖父の物はほとんどありませんでしたが、祖父が祖母との結婚式に履いた靴は靴箱に残していたようです。
誰も出した覚えのない祖父の靴が玄関のタイルの目に添い、きれいに並べられていました。その靴の揃え方は几帳面な祖父の靴の揃え方でした。祖母何度も『おかえり』と泣いていました。それからうちの迎え盆には祖父の靴を必ず出すようになりました。
怪談話とは少し違いますが、夏の不思議な体験でした。
<桃子?さんのお部屋はこちら>
ひな子さんの話
私は以前葬儀社に勤めていました。故人様のお迎えや納棺、お式の設営、進行など全て行っていました。
ある日ご高齢の御婦人がお亡くなりになり無事に通夜も終わり私は「今は巻線香を朝まであげますから、寝ずの番は気にせずお休みになってくださいね」と残し帰社。
明け方、ご遺族から「おじいさんが死んでる!」との電話が…。一瞬、後追いかと慌てて現場に行くと息を引き取った旦那さんがいらっしゃいました。老衰でした。
二人とも口が達者でよく口喧嘩されていたとのことですが、寿命がほぼ同じという馬の合うお二人なのかしら…天国でも憎まれ口のたたき合いを仲良くされているのかしら…と思いながら、二人連続のお亡くなりということで三日くらい徹夜で仕事にあたった私でした。
<ひな子さんのお部屋はこちら>
美沙希さんの話
「声」
私の住んでいるマンションには、奇妙な噂がある。夜中になると、どこからともなく低い声が聞こえてくるというのだ。その声は、亡くなったはずの人の声だという。最初は誰も信じていなかった。しかし、ある日、私の隣に住む老夫婦が亡くなった。その後、噂はさらに広まった。彼らの死後、毎晩、彼の部屋から低い声が聞こえてくるというのだ。
私は興味本位で、その夜、耳を澄ませてみた。午前3時、静まり返った夜の中で、確かに聞こえてきた。低く、苦しげな声が「助けて…」と繰り返している。 恐怖が私を襲ったが、どうしてもその声の正体を確かめたくて、そっと廊下に出た。隣の部屋のドアに耳を当てると、声はますます鮮明に聞こえる。
「助けて…助けてくれ…」 一瞬の勇気でドアノブをひねると、ドアは簡単に開いた。そこには、真っ暗な部屋の中で、青白い顔をした老夫婦が立っていた。彼らの目は、私に真っ直ぐ向けられていた。
「助けて…ここから出してくれ…」 私はその場で気を失った。
気がつくと、部屋の中に一人だった。老夫婦は消えていたが、壁には「出られない…」という文字が赤い文字で書かれていた。 その日から、隣の部屋からの声は一切聞こえなくなったが、私の耳には、今でもあの低い声が響いている。
<美沙希さんのお部屋はこちら>