お客様

お客様の衝撃行動の話

私の仕事は受付で
色々なお客様とお逢いする

ある日、年齢不詳の
おじぃさんが
道を尋ねにやってきた

言ってはいけないが
ここ数日お風呂に
入っていない感じだった

おじぃさんは
上は白い伸びたＴシャツ
下はベージュのハーフパンツを着ていた
手には大中小のビニール袋を３つ持ち、
中はグチャグチャだった

後輩と2人で対応していて、
何度言っても道がわからず、
後輩が外まででて案内する事になった


帰ってきた後輩の顔が少し歪んでいた


どうしたの？

と、聞くと


お尻を触られたとの事


(ﾟДﾟ)！ぇええ


状況報告を受けていると、
さっきのおじぃさんがまた来た

後輩はあまりの嫌さにフェールドアウトし、
私が交代した

おじぃさんは
さっきの子はどこ？と言ってきた

私もなんと言っていいかわからず
もごもごしていると

名前はなんて言うの？（＾＾）

と次は私に色々聞いてきた

あまりの恐怖に偽名も言えず
答えてしまった

次に名前をこの紙に書いてっと言われ
怖さのあまりサインした（なぜ

後輩にも書いてほしいっと
長時間ねばられ
後輩も諦め出てきて書いた

嬉しそうに

こんなにいい接客されたことはない
（ただでお尻触れたからだろ

最近の中で1番いい思い出になった
（ただでお尻触れたからだろ

また来るから
（ただでお尻を触りたいからだろ

と満面の笑みで言ってきた

異変に気付いたのは
その時だった

喋っている時にだんだん
屁っ放り腰になっていた

最終的に五郎丸ポーズ並みの
屁っ放り腰になった

荷物を落とされ
拾いに出た私の目に
飛び込んできたものは。。。

（´-`）.｡oO大勃◯

この報告を上司にすると

フンッ！と

鼻で笑われただけだった

親切心を捨てきれない
あの日の私を呪った