米ウクライナ首脳会談

２８日に行われた米ウクライナ首脳会談。
激しい応酬が発生してその後のランチ会見などもすべてキャンセルし、
ゼレンスキー氏はすぐにホワイトハウスを後にした。

なぜ、こんな今までにない事態になってしまったのか…

ゼレンスキー氏が到着後、トランプ氏と挨拶する際に
トランプ氏が「今日も素晴らしい服装ですね」と服装に関してジョークを入れた
しかし、ゼレンスキー氏には笑顔はなく気まづい中始まった会談。

ロシアに捕虜として捕まった兵士の写真などをゼレンスキー氏が
トランプ氏に見せると、ロシアとも仲良くしていかないといけないと
外交姿勢に疑問視する発言をきっかけに口論が激しくなった。

途中では、トランプ陣営の中から
「なぜ、スーツではないのですか？スーツが一番の正装ではないか？」という
発言もされました。

ゼレンスキー氏はそんなアメリカの態度から
鉱物資源の権益をめぐって合意文書への署名などもせずホワイトハウスを後にした形となったわけです。

この一件にて、アメリカ国内でも賛否の声が上がっており
「スーツの服装だけで人を評価するのは、アメリカ人として恥ずかしい」と話す人もいる。

またEU各国の首相もウクライナ支持を表明し、ウクライナの平和のために取り組むと発言している。

前代未聞の会談の展開に今後のロシア・アメリカ・ウクライナの外交がどのようになるのか気になるところだ。