面白い、そして似たような旅人に出会う。
オフライン
Namu
満たされているから、周りを満たせる人間。
劇的に太く逞しく、多少無理して生きて見栄を張りたい気持ちと
平穏に、波風立てず流されながら生きていきたい気持ちが交差する。
お金も住まいも食も、ある程度不自由なく与えられて生きてきた。
初孫だから各所で可愛がられた。
ピアノ・水泳・テニス。基礎体力をつけようと色々気にかけてくれていた。
私立の大学費用だって出してもらった。
大学在籍中にはオーケストラサークルにイギリス短期留学、海外卒業旅行、そしてカメラ機材、チェロ、ロードバイクの購入。
うちにそんな余裕はない。無駄なことはやめなさい。と言われながらも
結局全部許してもらって好き勝手自分勝手に過ごしてきた。
それでも私は何も知らない。
知らないからこそ、もっと無謀な挑戦がしたくなる。
いざ踏み出してみて、自分の立ち位置を自覚し始めて絶望する。
認められたい、見栄を張りたい気持ちが強い。
自分が一番正しい、自分は凄いと思いたい。
だからどこかで、ほかの人がやっていることを大したことのない事だと決めつけてゆく。
自分が本気を出して取り組んだら、同等レベル、またはそれ以上のパフォーマンスを発揮できると。
なんでそんなくだらないことに人生をかけて必死になっているの、と本気で思っていた。
しかも、タチの悪いことに、それを一切口に出さないでニコニコ平穏を演じているつもりで
その気持ちを抱いていることが誰にもばれていないと、信じ切っていた。
なんて愚かなんでしょう、その心の中の感情、全て相手にバレバレですよ。
そして思想が表情にも出ていたから、人間としての魅力は
残念なくらい低かっただろう。
自分を正当化している限り、進歩はない。
答えは明確に出ている。
思考の癖は厄介だ。
一回深く染みついたものは、ふとした心の揺らぎで錠が外され
一瞬にして引き戻されることを警戒しなければならない。
それでも、多少強引にでも転換してゆくんだ。
幸いなことに私は運が良い。
そして楽観的である。
今の世代で変えられることは今の世代のうちに。
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