昔取った杵柄ってやつですなぁ

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昔取った杵柄ってやつですなぁ

そんなわけで愛刀とではないですが、代理の脇差くんとツーショット。
愛刀は二尺三寸あるし重さもかなりあるので、ちょっと取り回しが怖いのですよねー。
代理の脇差くんは木製だからパソコンに当たっても壊す心配はないのですが、愛刀は刃筋通して斬れば多分パソコンに食い込みます。刃はないんですけどね!!
威力とは重さと速さですよ。示現流の人あたりが多分そう言ってます。
まぁ私は型中心の訓練だったのもあってあまり速さはないですし、重さも1kgくらいなので軽めです。あと本当は突き技が好きです!!
居合の型って5本で審査するんですけど、ギリギリ突き技だけで5本埋められたので、一度大会でやってみたかったなー。タイミングが合わなかったりしてやりそこねましたが。

ちなみに最近調べた剣術に、示現流という薩摩藩を中心に伝わっていたものがあります。
まぁなんで調べたかっていうと、テニスの王子様の真田弦一郎が「キエエエエエィ!」ってよく叫んでるけど、あの叫びはどこの剣術から来てんだろ……と疑問に思ったヲタい理由からなのですが。
よく薩摩藩士が「チェストー!」って言う漫画とかありますが、実際はだいぶ「キエエエエエィ!」らしいですね。

ちなみに真田弦一郎は居合道メインみたいな感じもあったし、おそらく薬丸自顕流じゃないかと思います。
刃渡り三尺くらいの野太刀を使うやつですね。
なお、二尺三寸の愛刀は大体70cm、三尺だと90cmくらいなのでだいぶ違います。私の腕だと腰に差したら多分抜けないです。

昔中国で、秦の始皇帝が暗殺されそうになったときも、剣が長すぎて抜けなかったという話がありまして。
無論家臣は帯刀を許されていなかったし、始皇帝は暗殺を恐れて帯刀の護衛も置いていなかったらしいので(ある意味迂闊な……)、巻物の中に隠していた匕首で襲ってきた刺客の荊軻から必死に逃げ惑う羽目になりましたが、侍医が薬箱をぶん投げて邪魔してる間に家臣が「陛下剣背負って!」って叫んで、なんとか背中に剣を回して肩越しに抜いて荊軻を斬り殺したとのことです。
実際匕首にはきっちり毒も塗っていたし、結構なピンチだったそうな。
気になる人はどうか司馬遷先生の史記を読んでね!刺客列伝のラストを飾るのが荊軻さんですよ!!

なお始皇帝はハンマー投げで暗殺されかけたこともあったので、そりゃまぁ用心深くもなるよなって感じではあります。
ただでさえ不老不死になりたがってたって話もありますし。
でもその不老不死への憧れこそがむしろ、相次ぐ暗殺未遂と病弱(割と幼い頃から虚弱体質だったらしいです)によるものだとしたら……割とありそうな話ですね。
なお始皇帝は跡を継いだ子が二世皇帝、次が三世皇帝とずっと続けていくつもりだったそうですが、残念ながら始皇帝が死んだ後の跡継ぎに陰謀で擁立された末っ子の胡亥が暗君だったため、次の皇帝でも修復が効かないまま三代で滅びてしまいます。
実は三代目の子嬰は結構優秀で、先程言っていた陰謀で殺されてしまった始皇帝の長男の息子なのですが、帝国を牛耳っていた宦官をきっちり成敗したりしつつも既に反乱の手が伸びて、最終的には殺されてしまうのでした。悲しい。
このあたりも司馬遷先生の史記に詳しいのでどうぞよろしくおねがいします!
中国最初の紀伝体史書ですからね!!
ぶっちゃけ漢文としてもかなり読みやすい部類ですよ。
時代が古い上にシンプルな名文ですからね。さすが僕らの司馬遷先生だ!!

こっそりFGOにも実装されるのを待っています。
ルーラーがいいなー!中国のルーラー枠がいいなぁ!
ただし女体化していたら公式と解釈違いを起こします。
司馬遷先生の人生なんか宮刑受けてからがスタートだろ!宮刑受ける前の司馬遷先生なんか司馬遷リリィですよ!!

いったいこの文章で私はいくつのジャンルの話をしたんですかね。
全部についてこられた人はいるのだろうか。だが私は後悔しない。
ちなみにこの写真なかなかけれん味があっていいと思いませんか!自画自賛!自撮りだけにまさに。

よし、長くなったしいい加減に締めましょう!
それでは趣味を語りまくってご満悦気味の萩でした!

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